社会つながりプロジェクト

2013-12-18
保育所の待機児童問題
愛知県における保育所の待機児童の問題と対策について調査・考察しました。

私たちのグループでは、愛知県における保育所の問題と対策について調査しました。今回は数ある市町村の中でも”名古屋市”と”豊田市”の保育児童対策について紹介します。

 

●名古屋市

・特徴

 1.少子化傾向が薄い   2.都心に住居が多い

・対策

 1.受け入れ人数の拡大:空き物件を利用し、入居所人数を増やす

 2.家庭保育室の運営

 3.保育案内人の設置

・効果

 H.22~25の間に3歳児未満の2400人分の保育サービス提供量を確保

●豊田市

・特徴

 就学前児童人口はH.21年度以降減少傾向

・対策

 1.認定子ども園の設置    2.保育ママ事業   ・今ある施設などを活用

・効果

 受け入れ人数は拡大したが、待機児童(特に乳児)は増加し供給が追いついていない

 

◎調査を終えて・・・

 待機児童対策においては、先取した対策が求められることがわかり、市町村ごとで行える対策には限界があるため、今後は国からの援助も必要になる可能性がある。

 

記事:安江・波多野

 


家族・若者・少子化調査プロジェクト

現代の家族・若者・少子化の実態を調査研究しています。