在学生・卒業生の声

卒業生

株式会社JTB中部

小川 恭平さん

総合政策学部 2015年3月卒

三重県立宇治山田高等学校 出身

株式会社JTB中部とは…
中部地域のお客様に対する「発営業」、中部の観光資源を背景とした「着地型営業」により、旅行を機軸とした人の交流を創出し、地域活性化に貢献する事業を行っている。その為に、地域に根ざした拠点としての発受け一体の総合的な営業、法人・組織・地域行政等のお客様への専門性の高いソリューション営業などお客様のニーズと商品を連動させた営業を展開しています。
※株式会社JTB中部は2018年4月1日、株式会社ジェイティービーに統合します。

大学生活で身につけた「自ら考え行動する」 姿勢こそが、社会人としての原動力。

高校時代、地理の授業が好きで「さまざまな地を訪ねてみたい」と思ったのをきっかけに、旅行業界に惹かれ始めました。そこで、旅行業界への就職実績がある中京大学総合政策学部を目指し、受験を経て進学。学部の特色の一つである『総合政策プロジェクト研究』では、「昇龍道※1」をテーマとして取り上げました。昇龍道について理解を深める中で、「伊勢神宮はなぜ式年遷宮(しきねんせんぐう)※2を行うのか」「白川郷はなぜできたのか」など、各地の観光資源について調べた知識は、現在の仕事に役立っています。また、大学進学にあたって学費は自分で払うと決めていたので、アルバイトにも力を入れました。社会で必要なコミュニケーション能力を培う上で、この経験も力になりました。

自分に自信をもち、ベストを目指し続ける。

大学入学時から就職を意識しており、旅行業界の中でもトップクラスの実績を誇るJTBグループが第一志望でした。就職活動が本格化する時期を迎えると、キャリア支援課主催の業界研究セミナーに参加。他の業界・企業にも接したことで、JTBグループへの思いは確かなものとなりました。また、キャリア支援課のサポートを通してグループディスカッションや面接についても対策。もともと『総合政策プロジェクト研究』でプレゼンテーションの経験を重ねていたことから、面接試験では堂々と自信をもって臨めました。入社後の新人研修においても、全国のJTBグループから仲間が集まる中で班のリーダーを務めるなど、自分の力を信じて積極的に行動しました。

お客様の信頼を得て、感動をお届けしたい。

現在、支店の法人営業を担当しています。企業・団体の取引先を 訪問して社員旅行などのご提案・手配をしたり、学校の遠足や研修旅行の手配・添乗などを行います。例えば、社内運動会を考えている企業に「廃校した運動場での開催」を提案し、現地へのバス輸送まで一切を手配して「思い出に残る運動会」を演出。旅行会社の仕事には、想像以上に企画・提案の面白味があります。また私は、既存の取引先に向けての営業活動だけでなく、新規取引先の開拓にも積極的に取り組んでいます。何度か訪問するうちに熱意を認められて提案に耳を傾けてもらえるようになると、達成感を感じます。今後も、中京大学で得た問題発見・課題解決力や自発性を発揮して、お客様に喜んでいただける旅行を提案していきたいです。

※1 昇龍道

主に海外からの観光客誘致を狙い、能登半島を龍の頭に見立てて愛知県・静岡県・滋賀県から岐阜県・富山県を経て石川県へと南から北へ昇り龍のように進む観光ルートのこと
※2 遷宮

神社本殿の造営修理に際してご神体を移すこと。定期的な遷宮を式年遷宮といい、伊勢神宮では20年に一度、遷宮を行う

2016年6月取材

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