挑戦する学生

サッカー大国ドイツ留学に挑戦

国際教養学部 / 吉永 翠さん

中学校時代は運動が苦手で美術部に所属。しかし、スポーツへの憧れから高校では一転、サッカー部に入部する。高校卒業後は国際交流を目的として設立された日本のNGOが主催する船舶旅行で世界各地を巡り、帰国後は学習塾などでアルバイトをしながら、東日本大震災のボランティアにも参加。数ヵ月間、宮城県石巻市に滞在し、各地のボランティアと共に活動を行う。その後、世界をもっと知りたいとの思いから中京大学国際教養学部に入学。在学中は、入試成績優秀者給付奨学金※1を得て、念願だったドイツ留学を果たす。スポーツに対する知見と経験を活かし、中京大学が発行するスポーツ誌のライターとしても活躍中。

Q.中京大学国際教養学部を選んだ理由は?

海外に興味をもち、大学入学前に世界各地を巡りました。その時、現地の方と交流する上で役立ったのが、高校で始めたサッカーでした。ヨーロッパでは各都市のスタジアムを巡り、メキシコでは現地の子どもたちとチームを組んでプレーしました。初めての国の人たちとも、サッカーの話題で盛り上がるなど、サッカーを介していろいろな人と繋がることができました。そんな経験から、もっと世界を知りたい、もっと交流の輪を広げたいとの思いが募り、大学進学を決意。いろいろな国の学生や先生たちと日常的に接することのできる中京大学国際教養学部の学びが、私のやりたいことに最も近いと感じ、入学しました。

Q.ドイツ語を選択したのは、サッカーの影響?

ドイツ語を選んだ理由は二つあります。一つは、ドイツ語の響きが好きだったこと。もう一つは、日本人選手が多く活躍し海外サッカーリーグの中でも比較的身近なドイツのブンデスリーガを深く知るきっかけにしたいという思いがあったこと。お気に入りのチームのホームページやSNSを、辞書なしで読めるようになりたいと思っていました。ただ、国際教養学部の魅力は語学だけではなく、それぞれの国の社会や文化について深く探求できることだと思います。高校までの勉強は、「ドイツはこんな国」「フランスはこんな国」と、用意された答えを学ぶだけでしたが、大学では自分自身で答えを探すことができます。実際に国際教養学部では、先生の講義や自らの経験を通して「答え」に近づいていくことが楽しく、自分自身の視点や考え方をもつこともできました。

Q.「海外課題研究※2」に挑戦した経緯について教えてください

親に金銭的な負担をかけたくないと思っていましたが、入試成績優秀者給付奨学金を得たおかげで、初めてのドイツ留学に挑戦することができました。ドイツ中西部のデュッセルドルフという町でホームステイをしながら、現地の語学学校で多彩な国から集まった学生たちと一緒に学びました。また、この国際教養学部の留学プログラムである「海外課題研究」は、現地で語学を学ぶだけでなく、渡航前に自ら設定した研究テーマについて、現地調査することも目的の一つ。私は、日本とドイツのサッカー文化の違いを研究対象とし、研究計画書を練り上げてドイツ留学に臨みました。

Q.現地では、どんなことに取り組みましたか?

平日はドイツ語の授業を受け、週末はひたすらサッカーを観に行きました。ただ、最初は、学校の授業についていくのに必死で、なかなかスタジアムに足を運ぶことができませんでした。しかし、猛勉強のおかげでドイツ語の会話にも自信がつき、1ヵ月が過ぎた頃からサッカー観戦を本格的にスタート。試合以外にも、デュッセルドルフの地元チーム“フォルトゥナ・デュッセルドルフ”の練習場にも毎週のように通い詰めました。「また来たのか」と言われるほど、選手やコーチとも親しくなることができました。

Q.留学の経験から得られた成果は何ですか?

2ヵ月目に入った頃には、授業中にドイツ語で質問できるようになっていました。そして授業で覚えたことは、スタジアムで即実践。地元サポーターや球場のスタッフとも顔なじみになり、さらにドイツ語が鍛えられました。日本人が一人でドイツ人ばかりの地域リーグに出没していると珍しがられながらも、優しく迎え入れてくれました。短期間にドイツ語を上達できたのも、現地の生活に慣れることができたのも、すべてサッカーのおかげ。私にとってサッカーは、ドイツの人たちと交流を深め、世界を広げてくれるかけがえのない存在でした。

Q.帰国後の活動と今後の目標について教えてください

現在は、卒業研究を続けながら、大学が発行しているスポーツマガジン※3のライターとしての活動も行っています。2年次の春から続けていますが、サッカーだけでなく水泳や野球、陸上、フィギュアスケート、ボクシングなど、世界レベルで活躍する中京大学の選手たちにインタビューしたり、さまざまな大会のレポート記事を書いたりしています。そして将来は、大学や留学での経験を活かし、日本のサッカーを生活に根付かせ、サッカー文化の発展に貢献できる仕事をしてみたい。特に女性の競技者やファンを増やしたいと考えています。現在、そのための勉強会や講演会に参加すると同時に、私にどんなことができるのか、就職活動やゼミ活動を通して模索しています。

※1 入試成績優秀者給付奨学金は、全学部において、「前期日程A方式【3教科型】」の合格者の中から、入試結果および出身高等学校での学業成績や運動技能が優秀な者に対し、入学金および4年間にわたる授業料等を給付(返還不要)する中京大学独自の奨学金制度。A方式定員の3人に1人(235名)が給付対象となる。

※2 海外課題研究は、2・3年次秋学期の約半年間、学生が選択した言語の母国で語学および文化事情を学習する国際教養学部独自の留学するプログラム。出発前には自ら研究テーマを設定し、研究計画書を策定、帰国後は報告書を提出することで、計画的に学び、学習成果を確実なものにしている。

※3 スポーツマガジン「中京大学スポーツ」は、中京大学伝統のスポーツに励む学生、同窓生の活躍する姿をニュースや話題として取り上げ、紹介する情報誌。

2018年6月取材

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