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2017.05.26 学部

文学部歴史文化学科/新入生オリエンテーションで歴史を学んで関心を深める

毎年開催している文学部歴史文化学科の新入生オリエンテーションが4月15日、開催されました。

 

【文学部歴史文化学科2年 中居佑香さんのコメント】

4月15日、文学部歴史文化学科の新入生73人は、先生の引率のもと、新入生オリエンテーションとして郡上八幡を訪れました。私たち2年生4人も新入生のサポートのため参加しました。

 

郡上八幡の町並みを散策

移動途中にあいにく雨が降り出し、郡上八幡到着後の集合写真は雨にうたれながらのものとなってしまいましたが、昼食では、市内の「流響の里」で朴葉味噌などの岐阜の郷土料理をいただき、そこでは班ごとに自己紹介をしたり、先生や新入生同士、和気あいあいと話しをする良い機会となりました。
昼食後に訪れた郡上八幡の古刹である安養寺の宝物殿には、石山合戦関係の古文書が展示されていました。石山合戦とは、当時浄土真宗の本山として大きな勢力を保持していた摂津国石山本願寺の十一世顕如と全国統一を目指した織田信長が、元亀元年から10年の長きにわたって繰り広げた戦いです。安養寺住職はこの合戦の際、朝倉義景、武田信玄や、足利義昭などと書状を取り交わしました。有名な戦国武将の書状を見る新入生の興味津々な様子に先生方の説明にも熱が入っていました。史料から読み解く歴史に対する関心が深められたのではないでしょうか。

郡上八幡城から町へ向かう様子

続いて、日本最古の木造再建築城である郡上八幡城へ向かいましたが、その頃には晴れわたり、暖かくなっていました。途中険しい坂道をショートカットするなど、それぞれが楽しみながら城を目指しました。郡上八幡城で新入生は、ゆかりのある山内一豊と妻の千代の歴史を学んだり、城内の様々な展示資料を見るなど、興味を示していました。天守の最上階からの絶景は感動的で、それを写真におさめる学生も多く見られました。また、自由時間では、郡上八幡博覧館などで郡上八幡の歴史への知識を深めるとともに、当日開催されていた春祭りの雰囲気を味わい、それを楽しんだりする様子が見られ、皆、城下の町並みを満喫できたようです。

この新入生オリエンテーションを通して、バスのレクリエーションなどでお互いを知ることができ、また、郡上八幡を訪れたことで、より深く歴史への関心を深めることができたと思います。このオリエンテーションが仲間同士との絆を深めるきっかけになれば嬉しいです。

 

 最後に、このバス旅行を企画し、面白いしおりを作成して頂いた先生方、3・4年の先輩方、本当にありがとうございました。

郡上八幡城での集合写真①
郡上八幡城での集合写真②

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